1977年デビュー以来2011年の最後のアルバムまで実に20作以上の作品を残したワールド・サキソフォン・カルテット。多少のメンバー交代はあったものの、メイン・メンバーはほぼ同じ顔ぶれ。フリーを基本とする音楽の得意性から驚くべく長寿であることは、マンネリに陥らず、常にもう一つ向こうの世界を探す飽くなき探究心と向上心、強靭な精神力の賜物だと思う。本作はブラック・セイント時代の1980年に録音された第4作目。ユニークで先進的なサウンドは当時のニューヨークを中心に絶大な人気を得て、ジャズの芸術性を改めて世界に示したと言えよう。
●デヴィッド・マレイ（ts,b-cl）オリヴァー・レイク（ts,ss,as）ジュリアス・ヘンフィル（ts,as）ハミエット・ブルーイット（bs,a-cl）
1980年10月27日、10月14日録音／1982年リリース
■BLACK SAINT,DISKUNION,DIW(ITA,JP)BSR-0056(DIW-1035)
■ステレオ
■盤 A
■ジャケット A-（擦れ）
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〈表紀について〉
程度によりA〜E及び＋－で診断
A+ 新品に近い状態
A キズもほとんど無くきれいな状態
B 軽度のスリ傷や汚れがある場合も、再生にあまり影響が出ない状態
C 多少の傷・汚れ・ノイズが入る状態
D キズや汚れが目立ちノイズが多く入る状態
