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OW!ライブ・アット・ザ・ペントハウス/ジョニー・グリフィン&エディ・ロックジョー・デイビス(180g重量盤2枚組)

テナー・サックス奏者ふたりのバトルには特別の魅力があり、J.A.T.P.でのイリノイ・ジャケー&フリップ・フィリップスをはじめ、傑作「The Chase」を生んだデクスター・ゴードン&ワーデル・グレイ、ジーン・アモンズ&ソニー・スティット(Boss Tenors)、アル・コーン&ズート・シムズ(Al & Zoot)など、名バトル・チームが数多く存在しました。中でも''Tough Tenors''と呼ばれたジョニー・グリフィンとエディ・ロックジョー・デイヴィスのチームは、最もダイナミックで豪快なバトルを楽しめる名コンビとして人気を博し、1960年録音のプレスティッジ盤「Battle Stations」を皮切りに、1962年までレギュラー・バンドとしての活動を続けて作品を残しました。その後は1967年にケニー・クラーク&フランシー・ボラン・ビッグ・バンドのメンバーとして再会を果たし、70年にはビッグ・バンドのリズム・セクションを借りて久々のバトル・アルバムをレコーディング、70年代と80年代にも再会セッションを持っています。
今回発掘されたのは、彼らがレギュラーな活動をしていた最後の年にあたる1962年の5月から6月にかけてシアトルのクラブ「The Penthouse」に出演したときの演奏で、ラジオ番組のために録音された初出の音源。同年に録音したもののしばらく経ってからOJCレーベルのCDとしてリリースされた「Pisces」と同じメンバーから成るリズム隊が2人を支えています。収録曲はすべて他のアルバムで聴けるものですが、ベン・ウェブスターやコールマン・ホーキンス、ドン・バイアス、レスター・ヤングなどからの影響を受けて独自のスタイルを築いたロックジョウ・デイヴィスと、彼よりもバップ色の濃いグリフィンは、どちらもすさまじいまでの迫力に満ちたプレイを繰り広げており、饒舌さの中に味わい深いフレーズを埋め込んでいくふたりの演奏は、聴衆に大きな衝撃と感動を与えています。また、2管のバトルのなかで、「OW!」では、モンクの名曲「リズマニング」のフレーズが織り込まれる場面あり、「Bahia」では「チュニジアの夜」のリフが飛び出す場面あり。ジャズ・ファンの記憶に強く残るこうしたメロディを入れていくのも、この二人ならではの展開と感じさせます。このグループにジュニア・マンス、ロイド・メイヤーズの後任として参加したホレス・パーランは、ブルーノートからリーダー作をいくつか発表した後だけに、すでに自信に満ちたプレイぶり。十八番であり、トレードマークとも感じさせるブロックコードを聴かせる場面など、彼のソロも随所で鋭い光を放っています。
プロデューサー・チームは、レーベル立ち上げの時と同じくコリー・ウィーズと「ジャズ探偵」のニックネイムも定着したResonance Recordsのゼヴ・フェルドマン。ゼヴは「ここに収められた音源には素晴らしい高揚感とポジティヴなヴァイブレーションがある」と語り、コリー・ウィーズはジョニー・グリフィン、エディ・ロックジョウ・デイビスの録音と聞いて興奮してやまず、何が何でも出さねば・・・と思ったとのこと。ハードドライヴィングな演奏と味わい深いバラードは不滅の輝きを感じさせます。(28ページの英文ブックレット付属)(メーカーインフォより)
●ジョニー・グリフィン、エディ・ロックジョー・デイビス(ts)ジョレス・パーラン(p)バディ・カトレット(b)アート・テイラー(ds)
1962年5月30日、6月6日録音/2020年11月20日オリジナル・リマスター
■REEL TO REAL RECORDS(US)RTRLP003
■モノラル

OW!ライブ・アット・ザ・ペントハウス/ジョニー・グリフィン&エディ・ロックジョー・デイビス(180g重量盤2枚組)

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7,790円 (税込)

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