ラウンド・アバウト・ミッドナイトの20日後の録音だが、発売が先になり、記念すべきマイルス・クィンテットのデビュー・アルバム。予定していたソニー・ロリンズの麻薬癖で急きょ参加となったコルトレーンは荒削りで酷評を受けたが、このアルバムからコルトレーンの飛躍が始まる。マイルスが黄金時代を築く大きな礎になった注目の作品、通称「小川のマイルス」。
●ジョン・コルトレーン(ts)マイルス・デイヴィス(tp)レッド・ガーランド(p)ポール・チェンバース(b)フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
1955年12月16日録音/2009年3月6日リイシュー
■PRESTIGE,ORIGINAL JAZZ CLASSICS(US)OJC006
■モノラル