オーストリア出身のテナー奏者でバンド・リーダーのハンス・コラー。1950年代から主にヨーロッパを拠点に活躍する多くのミュージシャンとの共演を重ね、ジャズ・ワークショップの活動、自身のアンサンブル、フリー・サウンドを結成し、その後インターナショナル・ブラス・カンパニーで活躍、芸術的な視点で多彩な音楽活動を繰り広げた。1968年の本作は20人にも及ぶホーン奏者を起用し、「セントラル・パーク」「マンハッタン」「ブルックリン」「ハーレム」などニュー・ヨークの印象を壮大なスケールで表現、抽象画家でもあるという特異な感性が発するその壮絶なサウンドにリスナーは金縛り状態に陥る。
●ハンス・コラー（sax,comp）ヨゼフ・ブラハ（p,oboe）ジョージ・ムラーツ（b）ビル・ムーディ（ds）ブロニスラフ・ホラク、フランティセク・ナブラティル、ヤン・コノパセック、ヨキ・フロイント、ヨゼフ・アウダース、ズデニェク・ノヴァク（sax）エミール・マンゲルスドルフ（sax,fl）アルファ・シュミット、アルトゥール・パブリチェク、ベニー・ベイリー、フェレンツ・アショディ、ヤロミール・フニリッカ（tp）フランツ・サイモンズ、グスタフ・ブロム・ジュニア、ヨゼフ・ペルク、モイミール・バルテク、ペーター・ヘルボルツハイマー（tb）
1968年1月18日録音／1979年リリース
■MPS(GER)0068.235
■ステレオ
■盤 A
■ジャケット B（強い擦れ）
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〈表紀について〉
程度によりA～E及び＋－で診断
A+ 新品に近い状態
A キズもほとんど無くきれいな状態
B 軽度のスリ傷や汚れがある場合も、再生にあまり影響が出ない状態
C 多少の傷・汚れ・ノイズが入る状態
D キズや汚れが目立ちノイズが多く入る状態
