ロスコー・ミッチェル66年の本アルバムはアート・アンサンブル・オブ・シカゴの原点と言える興味深く、そして非常に完成度の高い作品である。生涯にわたって可能性の追求と自己の革新をはかり、優れた音楽を追求する姿勢が一貫していたことが解かる。オーネット・コールマンを師と仰ぎ独自のフリーをやがて完成させることになる。
●ロスコー・ミッチェル(as,cl,reeds)レスター・ボウイ(tp,flh,harmonica)レスター・ラシュリー(tb.vc)モーリス・マッキンタイアー(ts)マラカイ・フェイヴァース(b)アルヴィン・フィールダー(ds)
DELMARK(US)