マイルスがアコースティックからの脱却を図りエレクトリックに以降し始めた最初のアルバム。ハンコックのエレピとジョージ・ベンソンの初参加がサウンドに大きな特長をもたらす。ソウル・ミュージック風の流れの中でマイルスとショーターがジャジーなソロをとり、過渡期のほどよいコントラストが逆に心地よい。これ以降マイルスは大きく舵をきることになる
●マイルス・デイビス(tp)ウェイン・ショーター(ts)ハービー・ハンコック(p)ジョージ・ベンソン(g)ロン・カーター(b)トニー・ウィリアムス(ds)
1968年3月16日録音
■COLUMBIA(US)PC 9628